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2005年03月30日
God
俺がまだ10代の頃。
テレ東だったと思うが、ポップスのBGMと自局で編集した映像を流す番組があった。
1回の放送で2曲だったと思う。
今こうして書いてみても、毒にも薬にもならない、と言うより、
視聴率を無視した番組だったんだが。
ほとんど覚えていない中で、今でも強烈に記憶に残っているのが、
John Lennonの「God」だ。まだ彼が生きていた頃の話。
映像は、高野山だか熊野だか、禅宗だか密教だか、
日本の修行僧の映像だった。
当時俺は宗教という物に関して、はっきりとした意見があったわけではなく、
いや、そんなもん今でもないのだが、
番組名や放送時間を忘れても、内容だけは覚えているんだから、
あの歌詞とあの映像には、ショックを感じたんだろう。
曲自体は前から知ってたし、坊主が修行する映像には特に興味なかったんだが、
これらが同時に示された事により、新たな意味が生じた訳だ。
むろん、キリスト教圏で言う「God」と、日本でいう「神」、全然違う物さ。
キリスト教で神といえばエホバだと思うが、日本では八百万の神。
歌詞はこんな感じ。
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神とは、我々の苦痛を図るための概念でしかない。
魔法や占いには興味がない。
キリストも仏陀も聖者もヨガも念仏も
エルビスもボブ・ディランもビートルズもどうでもいい。
大切なのは自分だけ。
夢は終わった。
僕もかつて夢を見たけど、今は生まれ変わった。
僕はかつてビートルズだったけど、今はジョンだ。
だから、友よ、君達もがんばれ。
夢は終わった。
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今時流行らない厭世的というか、ニヒルというか、
それとも自己満というか、天上天下唯我独尊とでも言おうか。
傷付きやすい自惚れやさんだな。
まぁ、それがJohnなんだが。
それまでの人生全てを否定するような歌詞と、
苦行に励む僧侶の取り合わせが、絶妙だったのか。
Johnの姿が苦行僧とダブったのか。
求道者。
Johnも僧侶も、だらだら生きてる俺たちも、
どこかできっとそれぞれに、
求道者なんだと思う。
投稿者 りう+ : 2005年03月30日 00:29
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